3日目

出発



越後駒ヶ岳へ。
4:30起床。5時頃登り始める。
道中、超高速登山のオジサンに抜かれる。 しかも息を揚げずに歩いている。いわゆる本物である。




キリンテ登山口との分岐までは急登だが、あとは穏やか。 しばらくすると穏やかな稜線が姿を見せる。




穏やかな丘陵の先に山小屋が立つ。
一筋の木道と共に絵になる風景だ。
ここで世にも珍しい物とであった。




まさに七色にひかる植物




チングルマというらしい。
普段は白い色をしているが、この時は朝露に濡れ半透明になって 陽光をプリズムのように透かしていた。




頂上付近には巨大な池塘を抱える。




小屋付近の植物。
小屋では泊まり客がのんびりとお茶を眺めていた。




7時すぎ,頂上到着。
途中で抜かれた高速登山のおじさんと再開した。
頂上自体は木々に囲まれ展望はなし。登山道はもう少し先までつづいている。
ここからはオジサンと二人旅になった。




道中に幾ばくもの池塘が散らばる。




登山道終点に近づくとワタスゲが目立ち始める。




すごい!
メインの中門岳




空を写す巨大な池塘に圧倒される。




登山道尖端はこんな感じ。
不思議な形の小さな池塘があった。




中門岳にとって返して、食事しつつおじさんとお話




池塘有り、チングルマあり、ワタスゲあり、美しく楽しめる山。




では、美しい池塘を見ながら、オジサンとの話をご堪能ください。
おじさん的には、朝早く登って日帰りで降りて温泉に入るのが最高らしい。




若い頃は競争のようにガリガリ登ったが、年をとってから この疲れないスタイルに変えて、山の楽しさがわかったと語った。




オジサンは現役社会人で小生のように泊まり有りの仕事をして、小生のように明けで出てくるらしい。
それでいて居住地の山梨から青森までも走るそうだ。
すごいバイタリティ。そして人生を楽しんでいる。
小生も年をとったらこんな旅を楽しみたい。




色々情報交換をして、冬の丹沢をおすすめされた。
アブが増えてきて、禿頭を刺されたので、おとなしく下山開始。
なんだかんだ1時間以上おじさんとお話していた。
コレもお山の魅力。

11時前に下山。


ミニ尾瀬公園



汗臭い体のまま、ミニ尾瀬公園へ。




ここは有料だが、植物園や写真館があり程良く時間つぶしできる。




植物が豊富な時期は終わっていた。春先なら水芭蕉も見れるだろう。




小学生の団体が河原であそんでいた。
そのなかでも一人ポツンと水面を眺める子供なんかをみつけると、 今も昔も変わらないんだなぁと思う。







時間つぶし完了。
まだ時間があるな・・・


駒止湿原



温泉に行こうかと思ったが、まだ時間があるので
明日良く予定だった駒止湿原を回ってしまうことにした。

春の墓参りの時に来た時と違い、もう草がボウボウ。
花など見るまでもない有様。




かろうじて見つけた、数少ないお花




オニユリは何処にでもある




ついでにアブに刺された頭。




雲がなかなかにダイナミック




春にみた苔も成長していた。
この苔、この場所でしかみたことがない。
そして毎年見れる。
駒止湿原の密かな楽しみ。




いつもながらこの帰り道の風景が情緒があって好き


赤石荘



赤石荘温泉で入浴と食事。
ここもオススメの 食事はPM5時まで注文できるようだが、 店員さんが苦い顔をしたので早めに注文。 チャーハン大盛り。


就寝



明日の予定がない。
素直に帰っても良いのだが、せっかくだから 田子倉湖を見て帰ることにする。
田子倉湖の駐車場で就寝。
道中のR289は素晴らしいロングストレートがある。 福島の奥地は本当に道路が良い。






















TOP    著作:ハゲおっさん
このページは個人的な趣味で作ったページです。 内容、画像等に問題がある場合はメールください。